ふみサロ

『ようこそ! 子育てキッチンへ 子どもがのびのび自立する 2歳からの子育てレシピ』

みやけちあきの「ふみサロ」リブリオエッセイ vol.5

 

「ふみサロ」五つの心得

一つ、タイトルには気を使うべし!(平凡すぎると読んでもらえない事も……)

一つ、正論や常識は避けるべし!(言いづらい事を、敢えてテーマに選んでみる)

一つ、長文は減らすべし!(1文は60字以内とし、接続詞をできるだけ減らす)

一つ、難語は避けるべし!(使う場合は、1文に1つまで、必ず意味を明記する)

一つ、できるだけユーモアのある表現を心がけ、締めの一文を大切にするべし!

『24色のエッセイ』カヴァー裏見返しより抜粋

 

『ビスコ神話の崩壊』

子育て中のキッチンで賄われるのは3度の食事と3時のおやつ。

1年365日の果てなきそのルーティンに気が遠くなりながら母は今日もキッチンに立つ。

 

でも、時には手を抜きたくて、スーパーの惣菜売り場に行ってみる。

ほうれん草の白和や、茄子の煮浸し、筑前煮、普段から気合がないと作れない、メニューのパックを手に取って、必ず私がすることは、原材料のチェックです。

うっかりそれをしないで買うと、健康志向なはずの和のおかずが、どれも添加物の宝庫であったりするから用心です。

 

主婦だって、時には自分が作った以外の料理が無性に食べたくなります。

作らないけど外食しない、そんなとき、駆け込む先は惣菜コーナー。

でも残念、どれもほとんど、添加物まみれなり…

そんなとき、母の気持ちは途方に暮れます。

こんな日の夕食はいったいどこに頼れというのか?

子どもの体と、母の心に、等しく優しい無添加惣菜。

私はそれを切望します。

 

添加物まみれのスーパーの惣菜が、悩みの種なら、子どものおやつもまた然りです。

市販の子供の菓子を買うときに、私が必ずやることもまた、添加物のチェックです。

市販の子供の菓子というのは、惣菜に、引けを取らない添加物の宝庫です。

 

優しいおやつの代名詞、あの「ビスコ」でさえも、決して、安心とは言えません。

調べてみると(※)、ビスコをつくる18種の原材料のうち半数の9つが添加物。

添加物スコアは「17」で、食品の安全性の評価のレベルは「やや不安」。

グリコの「ビスコ」は子どもにとって優しくない。

これまであった、私のなかの「ビスコ神話」崩壊です。

※参考サイト:「ビスコ|製品、食品別の添加物評価レポート」

 

そんなこんなで我が家の子育てキッチンは添加物に翻弄されます。

できることなら毎日子どもにクリエイティブで優しい食事とおやつをあげたい。

キッチンに立つ母の笑顔が子どもの心をつくります。

キッチンに立つ母の笑顔を守るため、添加物と折り合いつける母の明けない夜明けはつづきます。

  • この記事を書いた人

みやけちあき

主婦の私は幸せなひとり時間にSNSで優雅に書いて投稿をしていたら文章力がついてきて令和3年6月に仲間と共著でエッセイ集を出版し著者のひとりになりました。

-ふみサロ

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