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【ふみサロ】書いて思いのデトックス 心の鎖を解くサロン

 

【ふみサロ】文章サロンふみサロはHYGGEな文章サロンです

【ふみサロ】文章サロン「ふみサロ」のいいところ

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月一の木曜20時の「ふみサロ」はHYGGEな文章サロンです。

本好きで、自分の文章を愛していて、本から人生を学んでおられるという方は、

どうぞ「ふみサロ」と検索してみてください、

今月1月の「ふみサロ」課題本は、二宮 敦人著『最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常』でした。

カオスとはギリシア神話における原初の神である。

出典:ウィキペディア カオス

「ふみサロ」のいいところは、エッセイを書くために、課題本を読まなくてもいいことです。

タイトルから感じたことや本の装丁から受けた印象など、自分の五感を頼りにしてエッセイを書く許可がおりているところです。

私は今回、課題本を一度も開くことなくエッセイを書き上げました。

頼りにしたのは過去の自分の記憶だけ。

エッセイを無事に提出し終えたあとで、初めて図書館で本を借りて読みました。

制約なくのびのび書けるエッセイは人の心を解き放ちます。

こんな自由な文章サロンがどこか他にあるでしょうか?

私はそれを知りません。

【ふみサロ】私の作品「芸大ロスという病」

私は今日まで3回芸大生でした。

最後に私が卒業したのは京都造形芸大です。

29で卒業してから10数年たった今でも私の心は芸大ロスです。

 

芸術大学そのものの魅力はそれなりありますが、

芸大生に特有の優越性や特典みたいなお話をここではしたいと思います。

 

そろそろ進路を決めろと迫られる高校2年の17歳たちは大学選びをはじめます。

そんななか芸大受験を決める生徒は他とはどこか異質です。

人より絵が上手いとか楽器が演奏できるとかあの子らは学力だけではダメらしい。

芸大受験のプラカードは、人とはどこか違っていたい17歳の自尊心をくすぐります。

 

芸大生であることはときに人を無口にします。

大学はどこ?と聞かれ、ひと言「芸大」と答えたら、それ以上人は詮索してきません。

「芸大生」はそれでひとつのステータス。

周囲が寄せる過度な干渉からもフリーです。

その快適さと優越性は何度も彼らを救います。

 

異物な自分をどこかに同化させたくてボヘミアンを探す人、それが芸術大学生です。

心ゆくまで自分カラーでいられる暮らし、それが彼らの欲しいもの。

でも悲しいかなそんなもの実はこの世のどこにもなくて芸大生の身にだってやがて悲しき就職活動。

自分自身がしっくり収まる容れ物を健気に欲してここまできたのに、異物の魔法を解くようにと、世間が彼らに迫ります。

無念と諦念、普通と擦り合わせの人生に、リトライです。

 

私はいくつになっても人生のリトライの波に乗れなくて3つの芸大を梯子(はしご)しました。

芸大生でいるかぎり自分についての説明いらずの異物のままで通せます。

芸大生は私の隠れ蓑なのです。

でも結婚をして出産をして隠れ蓑を奪われて、私は芸大ロスになります。

ステイタスの喪失だ。芸大生に戻りたい。

 

私の病は芸大ロスです。

それはつまりどこか人とは違っていたいと願う類(たぐい)の病です。

それは一生治らない私を鼓舞する奇跡みたいな病であるかもしれません。

 

ご拝読ありがとうございました!

 

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chiaki miyake

三宅千秋 みやけちあき 主婦のウェブ起業家を生業とする「主婦のひとり時間専門家」 「ひとり時間」に「ノートのお城」で「豊かな時間をつくる」という方法を使って、主婦の暮らしに「ルネサンス」を興す人。 主なあサービスコンテンツ:自分発見レッスン マイノートメソッド ブログ構築 主婦のウェブ起業

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