【国宝のお寺のお香】滋賀県大津市石山寺 紫式部が源氏物語の着想を得たと言われる伝説のお寺のお香めぐり旅
売店でいちばん目を引く印香の「源氏の花々」
和菓子みたいで愛らしい
「源氏物語 紫式部ゆかりの花の寺 石山寺」へは私が暮らす滋賀県大津市滋賀里からは京阪電車で一本です。
沿線沿いには延暦寺で知られる比叡山の最寄りの「坂本比叡山口」駅や
カルタの聖地で有名は天智天皇の近江神宮の最寄りの「近江神宮」駅や
三井の晩鐘で知られる三井寺(園城寺とも)の最寄りの「三井寺」駅などがあり
眺める車窓が目を楽しませてくれます。
自ら撮影をした石山寺とお香の写真をたくさん散りばめ今日はページを進めていきたいと思います。
正面東大門です寺伝によれば鎌倉時代に源頼朝によって寄進されたといわれています。
焼失を繰り返し豊臣の時代に、淀殿によって修理されたとされています。
門の両脇には仁王像が祀られています。
鎌倉時代の運慶・湛慶の策と伝わり…
来るといつもくぐります。
自然の大理石でできています。
奈良時代からの聖域です。
穴をくぐると願い事がかなうとされるパワースポットです
島崎藤村ゆかりのお堂「密蔵院」のそばの石垣
苔むす石の緑が目に鮮やかでした
明治26年(1893)、島崎藤村が20歳のころ、石山寺の門前にあった石山寺の茶丈密蔵院に約2ヶ月間滞在しました。
その時のことを「茶丈記」と題して雑誌『文学界』に寄稿しています。
石山寺本堂に隣接「源氏の間」です。
本堂内は撮影NG、ですがここはOKです。
「平安時代には京の貴族の間で観音詣が流行しました。
紫式部だけでなく、藤原道綱母や和泉式部といった多くの女流文学者がこちらに参籠したようです」と同寺の方に教えていただいた。
観音詣とは、ご利益がすぐに現れる観音様に現世での成功や死後の極楽浄土を祈願するというもの。
[石山寺]は京都の清水寺や奈良の長谷寺と並んで三観音と称されていたそう。
特に京の都から程良い距離の石山詣は、宮中の女性の間でとても人気があったという。
出典:Leaf京都 源氏物語の着想を得た特別な場所[石山寺]
カルタは近江神宮のカルタくじです。
実際の競技かるたが使われています。
平安朝の香りを現代風にアレンジした雅な香り
スティック20本入
クリスタル香立付
今に生きる源氏の遺香「源氏香の図」
松栄堂と石黒香舗の包装紙
さいごに入った売店でお香をためし焚きしてくださいました
簡単ではありますが、石山寺とお香のお話しでした。
ありがとうございました!